ボランティアに参加された方のコメント

6月 8, 2011 Author 「結い」事務局

結いと長野県社会福祉協議会で、今日までボランティアとして関わって下さった皆様に「結いでの活動を通して感じたこと・これからの期待など」についてコメントを頂きました。
結いを通して栄村に関わってくださった方々の思いを共有し、今後の活動に繋げていきたいと思います。

※結い活動を通してのコメントを継続的に募集しています。
ご協力頂ける方はWord形式300字程度で文章を作成の上、s-nirei@nsyakyo.or.jpまでメール送信をお願い致します。
送って頂いた文章はそのままホームページに掲載させて頂きますのでご了承下さい。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

「結い」 での活動について

4月にはいり、初めてそちらに伺いました。

先ず、長野県なのに長野市から随分遠いと感じました。

生活圏が新潟県だというのも頷けます。

しかし、このような大きな地震が起きた場合は帰属する県の支持・支援を受けなければならないということに、地元の方々は少なからず違和感を持っていないかと思いました。

また、地震対策や復興計画などについても、新潟県の方が圧倒的に多くのノウハウを持っていることは明白です。県は新潟の方々の智慧や協力をもっと求めた方がいいのではないかと思いました。

私の活動を通してみた栄村ですが、70代の方々が生き生きと農業に携わっている姿が印象的でした。村の基本の集合体は各集落で、そこに代々築かれた絆を守って生きてきた皆さんの姿に、日本人が既になくしてしまったものを見た気がしました。

そういう貴重なコミュニティが地震による借金や失業によって失われていくのは残念でなりません。家と仕事があれば村に残れる場合が多いはずです。それを支援するのが、自治体や国ではないでしょうか。

そういう機能が元々長野県にも日本にも存在していなかったということが今回の震災で明らかになってしまいました。県はもっと責任を感じるべきです。

栄村にとっては、たまたま関東東北大震災と同じ時期に被災してしまったために、社会の目が村に向かなかったという不利な状況があります。要望も愚痴もしまいこんで我慢されている皆さんの姿に心が痛みました。

個人的には、村に伺って、昔ながらの山村の生活を垣間見ることができ、その素晴らしさに心が癒されました。そして村に生きる皆さんの明るさや逞しさに、こちらが励まされました。

今後もボランティアという枠の中のみにとどまらず、何か自分にできることを模索していきたいと思います。

お役に立てることがありましたら、いつでもお声がけをお願いいたします。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

栄村にボランティアとして、2回支援に行かさせていただきました。需要と供給のバランスの関係で、何時間も待機状態になりましたが、壊れたテレビ等の積み下ろしや、崩れた石垣の修復をやらさせてもらいました。被災地に行ける日程は限られていますが、地元でも支援のために出来ることがあるのではと模索し、地元飯綱町で5月15日にチャリティーコンサートを仲間と企画開催しました。入場費を義援金として400名以上参加していただき、90万円以上を栄村の村長にお渡しすることができました。仲間と岩手県の陸前高田にも支援に行きましたが、最初あまりの酷さに言葉を失いました。まだボランティアとしての支援は何年というスタンスで続ける必要があります。まだまだ足りない東北被災地での支援を含め、枠を超えて国民に働きかける必要性があると感じます。
ボランティアの対応をしていただいた「結い」の皆様には敬意を表したいと思います。
ありがとうございました。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

ボランティアというものは困っている人の力になるとか、手助けをするといった好意だと思っていましたが、むしろ得るもののほうが多かった気がします。メンバーと瓦礫の山を片付け、家の掃除をしたりするのを喜んでもらえたのは嬉しかったですし、村の話や生い立ちを聞いたり、採りたての筍をごちそうになったり、普通に生活していたら体験できないような、村の人とのつながりを感じることができました。一方で、現場でしか分からない被災地の方の思いや、震災当日の様子を聞き、崩壊した家などをすぐ間近で見と、その人達がどれほど怖い思いをしたのか、危機的状況にあったのかゾッとせずにはいられませんでした。現地でしか気付けないこと、現地でしか感じれないことを「今」体験させてもらえたことは、貴重で感謝すべきことだと思っています。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

結い」の活動に参加して
飯山傾聴の会  斉藤 民男

私たちの会は通年で飯山市内の介護施設を中心とした傾聴活動を行っています。要請を受け傾聴活動は被災者には有効と判断し参加しました。実際の活動は3か所の避難所を訪問し声かけをして被災者の「声」を聴く手法でした。私たちの活動時間は昼間帯でしたので避難所では高齢者中心の接触となりました。限定された活動でも栄村と飯山市はお隣同士‐今回の訪問で昔の記憶を取り戻した高齢者もありました。
かつては共同体の中で解消または我慢させられてきた課題も現在は個人がすべてを抱えています。避難所生活をした被災者はこの思いを一層強くしたのではないでしょうか。また復興中も忘れることの出来ない震災の記憶はこれからも傾聴が必要とされるでしょう。
お気軽にご用命くだされば私たちは傾聴に赴きます。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

4月22日からの3日間「結い」のボランティア活動に参加させていただきました。
残雪もあり、震災から1カ月と10日過ぎていましたが全開された建物が国道沿いから見え
今回の震災が大変大きいものだったのが窺えました。
中学校でのごみの分別、半壊されたお宅の片付け等、私がお手伝いできたのは
ほんの一部のみ。少しでもお力になれればと思い栄村に向かいましたが、村の方皆さん
大変な思いをされたのにも拘らず東北の方々の心配をされ、笑顔で「ありがとう」と
声を掛けていただき、私のほうが沢山の元気をいただいてきました。
微力ながら元気な栄村に戻るまでいろいろな形で復興のお手伝いをさせていただき
たいと思っています。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

栄村での活動について
岐阜県中津川市 熊澤 隆

先日はおつかれさまでした。
今回参加するに至って、「災害復旧だからマンパワーの必要な場所が待っているのでは?」と勝手に想像して入ったところでしたが、実際は「苗床を作る」ための除草という、地道な仕事の補助をさせていただきましたが、農家の人達は「ここに雪がなくても水源はまだ雪深い。崩れた道路や水路、そして田畑の整備もままならない状況だが、何もしないわけにはいかない」と話してくれました。
「たかが草取り」でしたが、おいしい米を育てるための大切な基盤作りである事をあらためて感じました。
災害が起きていない所で暮らしている私たちは、テレビや新聞、インターネットなどの情報により、被災者が何を思い、何を考えているのかも報道の意図するところに乗せられて受け止めています。
東北の被害は確かに甚大であり多くの人の力が必要です。栄も被災し、多くの力を必要としています。
人任せにしないで自分たちでやれる事を探し、一致協力して生きている姿に心を打たれました。
何ができるかわかりませんが、何かができるはずですから、また栄に行きます。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

栄村ボランティアに参加して

私たちは、長野県消防学校の職員で、そこにいる学生は消防士の基礎を学んでいる者たちでして、今年度ゴールデンウェークを含む休みが9日間という長期間だったので学生と共に住民の方々に何かできないかと思い、今回栄村ボランティアに学生と教官とで2日間参加させて頂きました。
ボランティアといいましても、学生たちは普段体錬成しており、年も20代前半と若いので、力が有り余っていますし、何か人の役に立ちたいと志し消防士になった者が多く、倒壊建物、ひび割れした道路等、被災地を実際自分の目で見て、感じて、住民の方々と休憩中にお話しする事ができ、逆に大変有意義な経験をさせて頂きました。
内容としましては、一人暮らしのお年寄り宅(外壁落下の危険性あり、赤紙貼付)の家の片づけで、親族の方に指示を頂きながら必要なものと捨てる物とを分別しながら屋外に出したのですが、驚くほど量があり時間がかかってしまいました。
途中、内壁が倒れ危険な面もありましたが、皆で声を掛け合い楽しく行う事ができました。

2日間終えまして、天気もよく気持ちの良い汗を流させて頂いたことと、最後に親族、近所の方に「ありがとうございました。」と言われた事が非常に嬉しかったです。

最後に、参加者で話し合いまして出た意見ですが、依頼内容のゴール設定が不明だったので、優先順位(多人数必要なのか?少人数でも良いのか?、短時間で終了するのか?長時間かかるのか?)をある程度決定し、教えて頂けたら良かったです。
手順、大事なこと、注意事項などを記載した簡単なマニュアルがあった方が活動しやすいと感じました。
今後の参考にして頂けたらと思います。

長野県消防学校 返町直也

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

「結い」での活動を通して感じたこと・これからの期待

お疲れ様です。栄村も着々と復興が進んでいる様で嬉しく思います。
活動中、村民の皆様に接する機会は少なかったのですが、その中でも村民の皆様の元気と笑顔、そして自分たちも地震の被災者にも関わらず、同じ地震の被災者である東北の皆様へ向けた思いやりや優しさに触れ、心温まりそして元気を村民の皆様から頂きました。ありがとうございました。
気になる点は、ゴミ分別のボランティア参入についてです。ゴミ分別には、栄村、県、近隣の市町村職員、村から賃金で雇われた方があたっており、そこにボランティアが入り活動されていたのですが、一方は職務として働き、一方はボランティアとして活動と、間接的には村民へのボランティアになっていたかも知れませんが、何かスッキリしないものを感じました。
以上ですが、ボランティア活動の機会を頂きとても感謝しております。ありがとうございました。今後もまたボランティア活動の必要がありましたら、お声を掛けて下さい。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~