(相談)唯一残った太鼓を打ってお堂を修理したいので・・・・
長野県で最低標高の地区があります。ここは当時13戸の集落を作っていました。千曲川を船で渡って田畑を作り生活をしていた人がいたそうですがそれは絶えてしまい、
違う地区から移り住んだ人たちで集落を形成。
いろんな理由で離村者が多く、現在2軒ガ残りそのうちの一軒が暮らしています。離村するにはその理由があるというもう一軒のご主人は5代目だそうですが、
こうして昔育った家にいるとすごく落ち着くが、集落のことや、雪のことを考えると暮らすことはできないといいます。
お宮様も崩れ落ち何とか回収したのは太鼓。それを浄土と呼んでいるお堂に入れてありました。
地域の移り変わりの話は興味深いものがありましたが、この浄土を修理するのに太鼓を身代りにしたい。
何とかこの太鼓を売ってもらえないだろうかという話です。
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だいぶ古いものですが、この太鼓で当時は活気を生んで集落もイキイキしていたとうれしそうに話をします。
現在では連絡の取れるのも数人、毎年集まっていた村の会も今年はできず、太鼓には申し訳ないが、浄土を守るために
身代りになってくれと拝んだのだといいます。
何とかこの集落の維持にもこの太鼓を身代りに救ってやってもらえないでしょうか?
栄村復興支援機構「結い」で相談を受けたので皆さんにお願いする次第です。
太鼓は55センチ×57センチくらいで、かなり古いものです。皮を止めている釘もさびています。
メーカーは新潟のようです。生き続けた太鼓の運命は!お堂は残せるのか?
限界の集落といえるかも知れませんが、歴史のシンボルは残したいと思っています。
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