5/31(火) |
- 山田町災害ボランティアセンター
昨日引継ぎが行われ、本日より第12クール2名が活動を行っています。
昨日の雨も上がりお昼頃から晴れ間もみられましたが、最低気温5度、最高気温も10度と肌寒い1日でした。梅雨時期は冷え込むことがあると地元の方も話しており、ボランティアに来られる方は現地の天候、気温等をよく確認し、防寒着を持ってくる等の対応も必要です。
ボランティアの活動としては、6月1日より入居が開始される計3ヶ所の仮設住宅へ生活物品の搬入が行われました。避難所より引越しの手伝いをして欲しい等の問い合わせも数件ありました。依然として瓦礫撤去等のニーズもありますが、これからは新たなニーズが増えてくるのではないかと思われます。
町民グラウンドには174戸の仮設住宅が建てられています。
ボランティアセンターの近くでも仮設住宅の建設が始まっています。
- 大槌町社協災害ボランティアセンター
本日、第12クールの引継ぎが行われ、 1名が活動を行っています。
「沢山サテライト」でボランティアの受け付けや送り出し等の業務を行う予定です。
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5/30(月) |
6月も継続して、スタッフ派遣を行います。
第11クール→第12クールへ引き継ぎを行いました。 |
5/29(日) |
第11クール 4日目
- 山田町災害ボランティアセンター(6名)
ボランティア活動人数は146人が活動しました。
- 大槌町社協災害ボランティアセンター(2名)
ボランティア活動人数は365人が活動しました。
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5/28(土) |
第11クール 3日目
- 山田町災害ボランティアセンター(6名)
ボランティア活動人数は219人が活動しました。
- 大槌町社協災害ボランティアセンター(2名)
ボランティア活動人数は359人が活動しました。
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5/27 (金) |
第11クール(5/26~30) 2日目
- 26日は前クールのメンバーから引継ぎを受け、2名が大槌町、6名が山田町で活動しています。
大槌町災害ボランティアセンターにはサテライトが3つありますが、沢山サテライトからの報告です。
6件のニーズがあり、9団体88名のボランティアが活動を行いました。主なニーズは瓦礫の撤去、泥出しとなっています。
津波が押し寄せた川も川岸もそんな中、ある活動が芽生えています。沢山サテライトの近くにお住まいのKさんという男性は、地震の後、一人こつこつと川岸の瓦礫を掘り出し、片付けていました。数百メートルの川岸に一面菜の花を咲かせるためです。Kさんは、「以前青森で見た一面の菜の花畑の美しさが忘れられない。避難所で生活している人、さまざまなつらい思いをしている人に菜の花を見て、励みにして希望を持って欲しい」との想いを語ってくださいました。26日は沢山サテライトに相談に来られ、今日は23名のボランティアがKさんと一緒に活動しました。色々課題はありますが、地元の方の想いを少しずつ形にするお手伝いができればと思います。
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5/26(木) |
第10クール→第11クールへの引き継ぎの為、スタッフ15名での活動です。
- 山田町災害ボランティアセンター(11名活動)
朝8時からスタッフミーティングに参加し、各セクション(係り)ごとに本日の業務内容を確認し、懸案事項を山田町社協の担当者にお伝えしました。今日の長野県チームは、第10クールから第11クールへの引き継ぎの一日でした。各セクションとも、「地元山田町の方が中心的に運営する災害ボランティアセンター」となることを目標に、第11クールのメンバーに各セクションの業務内容を引き継ぎました。
山田町災害ボラセンのマニュアルについては、現在のものは非効率的な作業が含まれていたり、読みにくいなどの課題もあり、先日から見直し作業を進めていますが、災害ボラセンの通常業務もあり、十分な打ち合わせができずにいます。また、山田町の皆様が中心となり、我々も見直し作業に協力する形式としたかったのですが、山田町社協の方がいずれも多忙を極め、長野・静岡の両県メンバーが主導で見直し原案をまとめ、提案することで精一杯です。今日から高田さんに入っていただきました。マニュアルの見直し作業を進める上で非常に心強く感じました。
一日の業務が終わった夕方、山田町災害ボラセンの皆様にこの4日間のお礼の意味も込めてご挨拶をしてセンターを後にしたところ、岡田副センター長や山田町社協の皆様、そして一緒に活動した静岡県の皆様が玄関先で大きく手を振ってお見送りして下さいました。みんなとても感激しました。
本日のボランティア受付件数は92人、派遣件数は延べ21件・105人でした。
○須坂市社協 小松
今日で山田町の支援も最終日、今回こうして県内の社協職員がみんな一緒に被災地の支援に入りましたが、もし今後県内で災害があった時も今回のメンバー同士でまず声を掛け合い、協力して対応していくきっかけとなりました。非常に良い経験となりました。
- 大槌町社協災害ボランティアセンター(5名活動)
○本部
第10クール最終日ということで、後任者への引き継ぎを行いました。最近の電話での問い合わせ内容の中で、全国の社協を中心に、ボランティアニーズの問い合わせが多くあります。多くのボランティア参加希望をいただくことは大変有り難いことである一方、雨天中止となった場合の段取りや対応が難しく、活動困難により申し出をお断りする場合もございますので、ボランティアを希望される皆様にはご理解をいただきたいと思います。
○吉里吉里サテライト
第10クールは本日が最終日でした。本クール全体を通じて、活動の多くは瓦礫の撤去や泥出しでしたが、今後は日が経つにつれ、環境の変化により新たなニーズが出てくると思います。
○沢山サテライト
本日は、地域のがれきの片付けをしていただきましたが、残念ながら釘の踏み抜き事故が1件ありました。日赤スタッフによる応急処置と指導により診療所にて破傷風予防の注射が行われました。活動にあたっては、安全に十分配慮し活動をお願いします。
全体を通して、全国からボランティアの方々が熱い志をもって被災地支援活動に参加され、復興を願って帰られました。
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5/25(水) |
第10クール4日目
- 山田町災害ボランティアセンター(5名活動)
朝8時からスタッフミーティングに参加し、各セクション(係り)ごとに本日の業務内容を確認しました。 その後、通常の災害ボランティアセンター業務を実施しました。今日は午前のサロン「ぬぐたまり」、午後のカフェサロン「よりあいっこ」実施のため、担当スタッフは災害ボラセンを離れて準備を行いました。 夕方のスタッフミーティングにも参加し、本日の業務報告をした宿舎で、第11クールの方との引き継ぎを行いました。
本日のボランティア受付件数74名、派遣件数は延べ14件・72名
①「ぬぐだまり」
町内織笠保育園で開催
町内の避難所にいるお年寄りなど、計63名参加
レクリエーションや青い山脈を歌いました。
和菓子職人さんによる、和菓子作り実演。こんな和菓子が出来ました。
「ぬぐだまり」会場の織笠保育園から見下ろす、織笠地区の惨状。この上に織笠保育園はあります。
②「よりあいっこ」
町内大沢地区ふるさとセンターで開催
町民他、計75名参加
民生委員や青年会議所、そして曹洞宗の方も運営に加わりました。
「よりあいっこ」会場の大沢地区ふるさとセンターから見下ろす、地区の様子
○スタッフの感想
今日は「ぬぐたまりサロン」のスタッフとして、主に運転業務を担当しました。避難所である山田高校と会場となっている織笠保育園との間で住民の方を乗せて移動しました。今日の「ぬぐたまりサロン」では、和菓子の製作実演を見たり、みんなで歌も歌ったりと、充実した内容でみんなが楽しめる内容でした。自分自身もとても勉強になりました。
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5/24(火) |
第10クール(5/22~26) 3日目
- 山田町災害ボランティアセンター(5名活動)
朝8時からスタッフミーティングに参加し、各セクション(係り)ごとに本日の業務内容を確認した。 その後、通常の災害ボランティアセンター業務を実施した(自分は主にホームページの更新作業、報告まとめ作業など) また、明日行われる「ぬぐたまりサロン」の準備のため、担当スタッフ(木曽町社協 竹脇)が町内の避難所を訪問した。 夕方のスタッフミーティングにも参加し、本日の業務報告をした。 スタッフミーティング終了後、静岡県社協の曽根さんと、現行のボラセン運営マニュアルの簡略化に向け意見交換を行った。
本日のボランティア受付件数72名、派遣件数は延べ18件・74名
○ 木曽町社協 竹脇
今日は「ぬぐたまりサロン」の準備のため、町内の避難所を訪問し、住民の方と顔合わせを行いました。被災された方とふれあうことができ、とても良かったと思います。やはり災害ボラセン内にいるだけではその地域の住民のことが分かりません。避難所で住民の方と接していて、自分の中にも何かぐっと来るものを感じました。
ある避難所では、お会いしたご高齢の男性から「久々に若い女性に会えて良かった」と冗談?が飛び出しました。
災害ボランティア活動に行くからには、避難所も訪問すると良いと思いました。
避難所でのニーズ把握等で、他県の人だけで訪問する例もありますが、それでは住民は本音は言わないと思います。やはり地元の方の先導で訪問すべきと思いました。
今日もたくさんのボランティアの皆様をお迎えし、配車担当者も頑張ります。
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5/23(月) |
第10クール(5/22~26) 2日目
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5/22(日) |
第9クール→第10クールの引き継ぎの為、15名で活動しました。
- 山田町災害ボランティアセンター(10名活動)
本日も災害ボランティアセンターは運営中止でした。長野県内のスタッフは山田町の他、大槌町内も見学し、現地の地理・サロンや避難所の状況等を確認しました。 朝から大槌町の物資集配センター、大槌町社協事務局・ボラセン本部、大槌町沢山地区サテライトボラセン、山田町ボラセン、山田町立織笠保育園、山田高校、山田町役場・社協事務局(物資センター)、第2物資センター、カフェサロン会場(大沢地区ふるさとセンター)などを訪問し、地理的状況も把握して明日からの活動再開に備えました。
織笠保育園では川端園長先生をはじめ、園の皆様から震災発生時の状況、震災発生後に同園を会場に始まった「ぬぐたまりサロン」のことなどをお聞きしました。『 「ぬぐたまりサロン」は地元の方の評判もよく、視察の問い合わせもある』と園長先生はおっしゃられました。
園の皆様に思いがけずお茶やおにぎり、味噌汁や肉じゃがを振る舞っていただきました。本当にありがとうございました。
山田町立織笠保育園(ぬぐたまりサロンの会場)と保育園から見た様子です。
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- 大槌町災害ボランティアセンター(5名活動)
○ 松本市社協 高山、坂城町社協 北村
今日から任務に就きました。配属は沢山サテライトセンターです。このセンターは地元の農協の倉庫をお借りして設営されました。
本日は雨のため、ボランティアの受け入れは中止しました。そのため今日は朝からボランティア派遣が中止となったことを依頼者に電話で説明しました。それでも来所するボランティアさんもいたため、事情を説明し今日のところはお帰りいただきました。今日の受け入れボランティア予定数は約300人だった、とのことです。
また並行して、沢山サテライトセンター内の泥だし作業を行いました。震災当日、ここも2~3mの大津波に襲われた、とのことで、今でも壁には津波の痕が残っていました。
夕方からは前任者からの引き継ぎを行いました。
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○ 長野市社協 遠藤
今日から任務に就きました。配属は大槌町災害ボランティアセンター本部です。場所は役場仮設庁舎の上、社協事務所と同様、プレハブで仮設の災害ボランティアセンターを設置しました。
本日は雨天のため活動中止、そのため活動を予定していたボランティア団体(約20団体)の他、町内3ヶ所のサテライトセンターへも中止を電話連絡しました。遠方から駆けつけていただいたボランティアさんからは「せっかく来たんだから、何か作業をして帰りたい。」との声もありました。このほか、ボランティア活動希望者からの問い合わせもあり、その対応をしました。
ボランティアニーズはあまり上がりませんでしたが、ボランティア活動希望者からの問い合わせは多かったと思います。
このような中、海岸で拾った写真を洗浄し写真展を行う団体や、町内の大型店内の食器店で、商品の食器を洗う活動に携わる団体もありました。
また、今日は大槌町内でAKB48のチャリティーコンサートもあり、元気をもらった住民も多かったようです。
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○ 坂城町社協 岡田
今回、初めてお会いするボラセンスタッフとのコミュニケーションをとり、活動の概要を理解しながら頑張ってきたところで交代となってしまいました。もう一週間滞在すればもっとよく判るようになるかもしれません。
我々のような他県の者であっても地元の方には「ありがとう」と言っていただけました。他県から支援に来るスタッフは時期が来ると次々代わる状況ですが、地元の方は嫌な顔ひとつせず気持ちよく迎えていただきました。
自分は地元の方に「頑張ってください」と言ってしまい、すぐに「しまった!」と思いました。反省です。
支援物資保管テントとテント内の様子です。
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5/21(土) |
第9クール4日目
- 山田町災害ボランティアセンター(5名活動)
23日のボラセン再開に向けての準備、また山田町社協も職員を増員して月曜から運営にあたる為、新体制への準備を行いました。
電話の風景は、山田町ボラセン本部の電話対応の様子です。
試行錯誤しながら大槌町と山田町で支援をしていただいたクールの社協スタッフです。
岩手県内の様子を見ていると、釜石から花巻方面の高速道路へ向かう途中や被災地避難所の周辺などで、支援者への感謝の言葉を看板などで伝えている様子がいろんなところで見られます。
支援を通して、様々な想いや回想している中でそんな看板を目にすると、とても感慨深い気持ちになります。
直接、被災地の皆さんは支援をされた方々へお礼は言えませんが、現地で支援している方々はもちろんのこと、現地でなくても救援物資や、義援金などで支援を行っている方々へも被災地の皆さんは本当に感謝の気持ちを伝えられなくて。。。
という声も聞きました。
- 大槌町災害ボランティアセンター(3名活動)
ボランティア派遣人数532名により、泥出しや炊き出し等を行いました。
休日のため、大勢のボランティアが参加しました。
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5/20(金) |
第9クール3日目
- 山田町災害ボランティアセンター(5名活動)
ボランティアの依頼件数23件、総勢99名で活動しました。
山田町災害ボランティアセンターは、センターの環境整備等のため、5/21(土)、22(日)の二日間、ボランティアの受け入れを中止することを決定しました。
- 大槌町災害ボランティアセンター(3名活動)
ボランティア派遣件数17件、総勢191名により、泥出しや写真整理、写真展示会の手伝い等を行いました。
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5/19(木) |
第9クール(5/18~22)2日目。 8名で活動しています。
● 活動中での出来事 ●
ご自宅が津波被害に遭い、ガレキ等で家の中がメチャクチャになった方が「解体前に家の中の片付けをお願いしたい。」と依頼されました。
ボランティアの活動後、キレイになった家を見て『解体を予定していたが、こんなにキレイになったのでまたここに住みたいと思いました。ありがとうございました』と大変感謝しておりました。
畑の泥だしを依頼された農家の方が、『へどろが入った畑でもう農業をやる気は無かった、だけどボランティアの方に泥出ししてもらって、下の畑の土が見えて、また畑をはじめよう、1からだけどまた前を向いていける』と話していました。
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5/18(水) |
本日は第8クール→第9クールへの引き継ぎの為、スタッフ12名で活動行ってます。
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5/17(火) |
第8クール 4日目
- 山田町災害ボランティアセンター(3名活動)
物資倉庫内でのボランティア活動中の写真です。(物資倉庫整理)
18日のイベントに向け地元ヘルパー、お手伝い等をしていただくボランティアの方々と準備、リハーサルを行いました。地元ヘルパーさんと北海道の『平元会』さん達の夢のコラボレーションのパフォーマンスが楽しみです。
明日は次のグループと合流し、午前中の早い時間で山田町社協、静岡チームと一緒に引き継ぎをする予定です。
ボランティアセンターやマッチング、資材準備風景です。
- 大槌町災害ボランティアセンター(2名活動)
自宅裏のどての細かいガレキやゴミの片付け及び泥出し。
人の手でしかできない作業となります。大変ですが、細かく作業ができるためアルバムや写真等大切なものが発見できます。
今後、夏場になるにつれ、ゴミが残っていると臭いがひどくなると困ります。すでに臭いは出始めているので、今後「さらにひどくなるのでは?」と危惧されています。
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5/16(月) |
第8クール3日目
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5/15(日) |
第8クール2日目(5/14~18)のスタッフ5名が支援活動を行っています。
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5/14(土) |
本日は第7クール→第8クールへの引き継ぎの為、スタッフ9名で活動行ってます。
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5/13(金) |
第7クール4日目
- 山田町災害ボランティアセンター(3名活動)
総活動件数21件で、ボランティア132人が活動しました。
- 大槌町社協災害ボランティアセンター(2名活動)
ボランティア総勢372人が活動しました。
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5/12(木) |
第7クール3日目
- 山田町災害ボランティアセンター(3名活動)
総活動件数25件で、ボランティア76人が活動しました。
- 大槌町社協災害ボランティアセンター(2名活動)
ボランティア総勢295人が活動しました。
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5/11(水) |
第7クール2日目(5/10~14)のスタッフ5名が支援活動を行っています。
- 山田町災害ボランティアセンター(3名活動)
総活動件数24件で、ボランティア136人が活動しました。
- 大槌町社協災害ボランティアセンター(2名活動)
ボランティア総勢271人が活動しました。
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5/10
(火) |
山田町災害ボランティアセンタートピックス
■サロン&カフェ/プロジェクト始動!
(山田町社協と長野県チームの企画スタッフ)
■ついに、本部内に長野県チームの机をGet!
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5/9
(月) |
第6クール4日目(5/6~10)のスタッフ6名が支援活動を行っています。
- 山田町災害ボランティアセンター(3名活動)
山田町災害ボランティアセンターを支える地元のマンパワー!
県外(三重県・静岡県)からのボランティアが99%を占める山田町で、町社協のスタッフを陰ながら支える地元ボランティア(武藤 健さん/33歳・山田町在住)にお話を聞きました。
○災害Vセンに関わるきっかけは?
「中学校の同級生で、親友の阿部係長(町社協職員)に差し入れを何度か
していたところ、毎日 のVセン運営で苦労をしながらも、黙々と頑張り続
ける彼の姿を見て、何か力になりたいと思ったから…。」
○連休中は、毎日住民ニーズをVセンに繋げる活動をしていますが…
「はじめは、単純に自分にできそうなボランティア活動をしていましたが、
ボランティアのほとんどが県外から来ていただいていると知り、言葉(方言)
や土地勘のことも気になっていたところ、阿部係長からの依頼もあって、
今は仲間の佐藤君と一緒にニーズ調査をしています。」
○住民ニーズを聞き取る中で一番感じたことは?
「私も被災者の一人として、出来ることはその場ですぐに対応したいと思
うのですが、重機を必要とする瓦礫の撤去など、ボランティアでは出来な
いことが多く、そんな時はいつも歯がゆい思いがします。」
○町内で活動している県外ボランティアに一言…
「遠くから来ていただき、本当に頭が下がる思いです。おそらくこの土地
に縁がない方が多いはずなので、今回の災害が“何かの縁”であるなら、
1日も早く復興した元気な町の姿を見せたいという気持ちです。」
- 大槌町社協災害ボランティアセンター(3名活動)
大槌町社協を支える派遣スタッフの役割を考える!
本日は、今後の災害ボランティアセンターの運営について話し合いが行われました。住民の皆さんから上がってくるニーズも、今までは瓦礫撤去や泥出し等が中心でしたが、散髪や車椅子の貸出し、生活福祉資金の借入れなど、より生活に近いものに移行しています。また、ゴールデンウィークが終わり、徐々にボランティアの数が減少していくことが見込まれます。被災地の状況は少しずつ変化していく中で、日常生活のニーズに応えられるよう、今後も地元に密着した大槌町社協の活動が期待されます。大槌町社協の通常業務を支援するために、派遣スタッフがどの様なサポートを行うことができるか、これからも検討を重ねていきます。
ボランティアの皆さんも息の長い支援をお願いします。
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5/8
(日) |
引き続き、第6クール(5/6~10)のスタッフ6名が支援活動を行っています。
- 大槌町社協災害ボランティアセンター(3名活動)
沢山サテライトでは、「大槌川再生プロジェクト」が始まりました。津波の影響で多くの瓦礫やゴミ等が流れ着いた大槌川ですが、サケの遡上する河川として全国的に有名で、秋にはイベントやお祭りが行われ多くの観光客が訪れるそうです。突然の雷雨で本日14時にボランティア活動が中止になりましたが、雨上りの空にはきれいな虹が出ていました。
沢山サテライトの隣には仮店舗の薬局がオープンしました。津波の爪痕が多く残る地域ですが、少しずつ復興の兆しがみられています。
本日は300名近いボランティアの方が活動を行いました。9日はボランティアセンターの運営を一部休止するとアナウンスがありましたが、事前に受け付けていた60名程のボランティアの方が活動を行う予定です。
- 山田町災害ボランティアセンター(3名活動)
お茶のみサロン「きたんせ ぬぐだまり」 & 移動カフェ「よりあいっこ」が始まります!
町社協では、長い避難生活が続く中で、ほっとできる癒しの空間と安心できる時間を、住民の皆さんと一緒に作りあげようと模索しています。
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5/7
(土) |
今日から、第6クール(5/6~10)6名のスタッフが支援活動を開始しました。
- 大槌町社協災害ボランティアセンター(3名活動)
本日は、22団体312名のボランティアの方が活動を行いました。明日は、300名近くのボランティアの方が活動を行う予定です。
また、新たに設置した吉里吉里(きりきり)地区のサテライトに、地域の方がお茶を飲んで語らえる場所として、サロンを開設しました。地域の方に知ってもらえるように広報活動を進めていく予定です。
長野県から、上田市社協の手配による“バスボラ”(25名)が現地入りし8日まで活動します。また、長野市災害ボランティア委員会の6名が本日(7日)まで活動しました。今後も継続した活動を予定しているそうです。
- 山田町災害ボランティアセンター(3名活動)
本日は、三重県及び静岡県のバスパックを中心に83名のボランティアの方が30件程度のニーズに対応しました。
町社協では地元スタッフの協力を得ながら、5月11日(水)のお茶飲みサロン(“ぬぐだまり”)の実施に向けての準備を進めています。これは、被災から2か月を経過するところで、避難所で生活する高齢者を対象に試行的に楽しい語らいの場を設けるもので、地域の皆さんの生の声を受け止めながら、被災地の社協として地域福祉活動の展開を模索するものです。
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5/3
(火) |
昨日の引継が終わり、それぞれの持ち場を責任もって担当しました。
- 大槌町社協災害ボランティアセンター(4名活動)
吉里吉里地区に新しいセンターの出先事務所(サテライト)設置。スタッフが常駐し、今日は30名ほどのボランティアがセンターのちらし配り等を実施。家の敷地の片付け2件に対応しました。他のサテライトの経験からも、サテライトができることでその地区の住民が安心してボランティアを依頼できるようになるとのことです。
- 山田町社協災害ボランティアセンター(4名活動)
地元ボランティア2名がニーズ把握に活躍。地元の方同士ならではのコミュニケーションで、詳細なニーズ把握をしていただきました。今後も土日は継続して関わりたいとのこと。
瓦礫の片付けや掃除のニーズには、静岡県、三重県から団体ボランティアを中心に、22件
122名が活動しました。
バイク隊などのニーズ調査も継続し、今後のボランティアの力を活かし方について模索しているところです。
釜石市内の宿舎は、安曇野市社協のボラバスが入り、安曇野市民はもちろん他市町村からも応募してきた若者たちの熱気であふれています。4日間大槌町で泥だしなどの活動に参加する予定とのことです。
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5/2
(月) |
岩手県沿岸部には、強風注意報が発令。ほこりはもちろんトタン板なども舞うほどの荒れ模様となりました。
- 大槌町社協災害ボランティアセンター(引継のため5名活動)
ボランティアの安全確保のため今日の屋外作業は中止、地元センタースタッフの計らいで、3箇所のボランティアセンターのサテライト(現地事務所)を巡回することができた。
今後吉里吉里地区にサテライトを設置して、津波先端部の半壊家屋のニーズ対応を行う予定とのこと。
活動件数30件、ボランティア306人
- 災害ボランティアセンター(引継のため8名活動)
ボランティアの安全確保のため今日の屋外作業は中止、
ボランティア数98人、
依頼件数25件中15件に対応、ボランティア派遣数75名
手の空いた方々で、センター内で、「ミニこいのぼり」づくりを行う。「壊滅的な被害とはいえ、まだまだボランティアがお手伝いできるニーズが埋もれているはず。町民に災害ボランティアセンターのPRが行き届いていないこと。また地域性なのか”ボランティア”になじみが薄く、いくら払えばいいか、お昼をださなくちゃいけないのかなど、町民の方は困っていてもボランティアを依頼するまでにハードルが高いんだなと感じています。地元の方、地元出身者のボランティアにもっと参加していただいて、ニーズ把握に関わっていただく必要があると感じています。」
(ニーズ・マッチング担当 萩原正樹 飯田市社協)
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