長野県民生児童委員協議会では、3月27日(土)、長野県栄村を訪問し島田村長に災害見舞金をお届けするとともに、最寄の森地区の民生児童委員 広瀬昭子(てるこ)さんから、避難生活の様子、見守り活動の様子をお聞きしました。
- 12日の早朝、震度6強の激しい揺れに襲われ、はだしのまま家の外に飛び出した。雪の上で冷たかったが、長靴が入っているガレージの扉が地震の影響で開かなくて困った。
- 役場に避難をし、地区のお年寄り等の安否はすぐに確認できた。要介護の高齢者は、村外の子どもの家等に避難している。
- 避難所では、地下にあるトイレまで階段で移動する必要があり、高齢者が難儀していたので、役場と相談してトイレのあるフロアの畳の部屋を空けてもらい高齢者用の避難室にしてもらった。当たり前に気づいたことをつなげただけのつもりだったが、お年寄りから大変感謝され、うれしかった。
- 4ヶ月前に民生児童委員になったばかりで、最初は、どのような役割りを果たせばいいか分からなかった。まだまだ自宅に帰ることができない方も少なくないので、避難所でのちょっとした気配り、また女性の目線からの配慮など続けていきたい。
ご自身も自宅の片づけをされながら、民生児童委員としての役割りをしっかり果たされていることに、本当に頭が下がる思いでした。
被災地の民生児童委員の皆様、今後ともご自身に無理のないように、見守り等の活動を続けていただきますようお願いいたします。