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今月の一言  2013年12月

昔も今も「お互いさま」

  安曇野市社会福祉協議会
    秦泉寺  孝 さん
    山岸 久美子 さん



タイトル 昔も今も「お互いさま」 

 安曇野市社協でご活躍の秦泉寺さんと山岸さんにお話しをお聞きしました。

(1)安曇野市社協でお二人は、どんな仕事をしているのですか?
 
住民参加型有償在宅福祉サービス〝しあわせ・あづみん〝 〝ふれあい・いきいきサロン〝を担当しています。


(2)「しあわせ・あづみん」って何でしょうか?

 一言で言えば、住民同士の支え合いです。
 この仕組みは平成20年度より、地域にお住まいの方からの「公的な制度で埋める事が難しいちょっとした生活上の困りごと」に応える仕組みが欲しいとの声を受けて社協が事務局(調整役)としてスタートしました。皆さんも日々の暮らしの中で「ちょっと誰かに手を貸してもらえたら…」と思われることはありませんか?こうした困りごとに「あっ、それなら私でもできそう」と思われる方の気持ちを『つなぐ』お手伝いを安曇野市社協では行っています。
 「自分の出来る事で困っている人の役に立ちたい」というボランティアの気持ちを持った方を支援会員(「し
あわせ・あづみん支援会員養成講座」という講習会を受講した市内在住の方)として、地域にお住まいの方
(依頼者)からの依頼に支援活動費を頂き、手をお貸しする(支援会員)仕組みです。
「やらせる」「してあげる」ではなく、「お互いさまの」の気持ちでたくさんの住民と住民が「しあわせ・あづみん」で繋がって行く事を目的としています。
 実施しているサービスは、家事援助、買い物支援、相談、助言話し相手訪問活動などです。
 活動費は「してもらう」と「させる」という意味の報酬ではなく、あくまでも「お互いさま」の心で行う活動の「実費」のお支払いとして捉えています。
 昔は「向う三軒両隣」と言われ、「お互いさま」が出来ていました。この「しあわせ・あづみん」はサービスを提供することが一番の目的ではありません。この仕組みをきっかけとして、たくさんの人と人とのつながりが生まれ、地域での顔なじみを増やすことが、この「しあわせ・あづみん」の目的でもあります。

(3)「ふれあい・いきいきサロン」って何でしょうか?

 いつでも、だれでも、どこでも・・・
「お互いさま」の気持ちで、地域のみんなが心を繋いで行ける所。地域福祉充実の為、小地域を対象に住民自らが定期的に(月1回以上)に交流やふれあいの場を設けることにより、いつでも誰でもが参加できる地域の仲間づくり、生きがいづくりの場ですから「お茶とおしゃべり」から「地域住民の学習の場」まで内容は様々、参加者が楽しく過ごせる場所です。
 それは、何か特別な事をする場所ではなく、井戸端会議やお茶の間のようなもの、それがふれあい・いきいきサロンです。
 そんな、ふれあい・いきいきサロンが地域にいっぱい広がって、住民の皆さんの笑顔あふれる安曇野になるよう支援しています。


(4)それぞれの活動を通して感じたこと、印象に残っている事をお聞かせ下さい。

 「しあわせ・あづみん」の活動は、いま現在、安曇野市社協の各支所がコーディネート役になって事業を行っています。そのような中、地域の方から「この『しあわせ・あづみん』のやり方を真似して、自分たちの地域でやってみようと思う」というお声をいただきました。こうして、より身近な地域で、支えあいの形が広がり出そうとしていることが、本当に嬉しかったです。
  
 人との出会いの不思議さを感じます。私の知らない方が母の知人で、久しぶりに母のことを思い出させていただいたり、またある方の娘さんが私の同級生で、後日その同級生から「元気?」と電話をいただいたことがあります。どこかで、だれかとつながっているんだと思います。


(5)福祉・介護べんり帖をご覧いただいた感想をお聞かせ下さい。
  
 申し訳ありませんが、認識不足で存在を知りませんでした。
 そのような程度ですから、冊子があるのかと探してしまいました。
 これからは、いろいろな場面で検索して活用したいです

 「安曇野」が大好き!そして大切に思っているお二人!
 安曇野について語っている顔もいきいきと輝いて、「安曇野」皆さんのしあわせは任せて!と、そんな力強さ、そして温かさも感じ、時代は移っても人のつながりは生きていく上での基本!
 再認識しました。
 温もりのあるイラストはボランティアコーディネーターの山岸さん作です。


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