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今月の一言  2013年4

若い力を介護の現場に!
夢と希望を持って!

上田社会福祉敬愛学院
学院長 深瀬 文啓さん



1.学生の進路選択や就職活動において、情報の入手方法やインターネットの活用等の実状についてお聞かせ下さい。

学生は、在学中の介護実習を通して得た知識や体験から、施設種別(老人、障害、障害児童など)を選択する場合が多いですね。
例えば老人を選択した場合、特養、老健、有料などの生活施設か、デイサービスなどの通所施設かを選択しています。
自宅通勤が可能な施設か否かを選択する場合この時点で、条件を満たす施設はあるのか、インターネットを活用した検索が始まります。
学生の多くは施設の所在が全く不明な為にネット検索を行うというより、何らかの方法で所在を知っている施設について、情報を得たいという目的で検索を行っています。
何らかの方法とは、自宅近くに施設がある、知人が働いている、または利用している、ボランティアや、実習に行ったなど様々です。

2.養成校の立場から、県民や福祉・介護事業所へのメッセージをお願いします。

 超少子高齢化の進展のなか、介護・福祉分野における人材不足は年々進行の度合いを増しています。このままでは遠くない将来には介護を必要とする人のもとに介護サービスを届けることができなくなります。そんな心配も次第に現実味をおび始めているのではないかと危惧しています。
介護はだれにとっても避けて通ることはできない問題ですから、介護者不足の問題を足元に引き寄せて、もっと自分自身の問題として考えて欲しいです。特に福祉、介護事業所関係者の方々には自らの職務に直結している問題だけに真剣に捉えて頂きたいですね。
~あるケアマネと利用者家族のやり取り~ <フィクションではありません>
 介護保険施行後に介護関連施設が次々と建てられているそんな折り、介護を必要とする利用者の家族から「どこの施設がよいか」を質問されたケアマネ(介護支援専門員)が返した答えは、「どこでも同じようなもの。」でした。
 制度上は一定の基準下で施設運営は行われており、その意味では「同じようなもの」との返答は間違いとは言えないのですが、問題の根っ子は、実はそのケアマネが施設に足を運び施設の様子を確認していないため、「同じようなもの」としか応えられなかったことにあります。
 勿論、乱立とも言える勢いで増え続けている介護関連施設の全てを、多忙を極める日々の業務の合間を縫って自らの足で、くまなく確認することは容易なことではないですよね。

~で、どうするか?~
『信頼性の高いサイト(ホームページ)の活用である。』
 自らの足で情報を集め続けることに対する限界に対して大いに役立つツールと思います。
先に紹介した利用者家族がこのツールを活用していることを、あのケアマネが知っていたら、はたして「どこでも同じ」と言えたでしょうか。
 制度(情報)は、使う方も紹介する方も知らなければ使うことはできません。また、中途半端な情報収集及び発信は、その役目を半減してしまいます。大切なことは、だれにとって必要な情報なのかを見据えた新鮮な情報発信と、基本的には制度に疎い利用者に対して紹介する専門職としての情報発信であることの責任感だと思います。


  学院長というお立場なので、少し硬いイメージを持っていましたが、お話しには夢があり、特に人材育成にはお力を注いでいる事に頭が下がりました。また、インタビューの中でのお話しから、飾らないお人柄に距離感がグッと近くなりました!


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